説明
Sectigoルートの証明書(以下の商品)の発行に必要な承認情報の確認と対応・変更方法について説明します。
- FujiSSL (複数年プランのみ)
- FujiSSL-Wildcard (複数年プランのみ)
- FujiSSL-Multidomain
- FujiSSL-Business SecureSite
- FujiSSL-Business SecureSite-Wildcard
- FujiSSL-EV SecureSite
- FujiSSL-EV SecureSite Multidomain
SECOMルートの証明書(FujiSSL、FujiSSL-Wildcard)はこちらをご確認ください。
手順
FujiSSLユーザポータルサイトへアクセスし、承認情報のタグを選択します。
ユーザポータルサイトへのアクセス手順
Sectigo Order Status Checkerへアクセスし画面記載の内容の通り、ドロップダウンメニューの選択及びSectigo Order Number、Domain Name、Email Addressを入力しSUBMITを押下します。
承認手続が未完了の審査は再審査確認の操作ができます。
操作可能な手続きは以下の通りです。
審査内容 | ボタン名 | 内容 |
---|---|---|
Domain Control Validation ドメイン使用権確認 |
CHANGE METHOD | 承認確認方法の変更 |
RESEND EMAIL | 承認確認メールの再送 | |
Agreement Execution 証明書利用規約への同意 |
RESEND EMAIL | 規約同意メールの再送 |
ドメイン使用権確認のリクエスト・設定
前項のCHANGE METHODを押下しポップアップウィンドウを表示させます。
以下の選択項目から対応可能な項目を指定しChange and Resend / Retryを押下します。
- メールアドレス
選択したメールアドレス宛てへドメイン使用権確認のメールを送信します。 - CNAME CSR Hash
申請ドメインのDNSに指定のCNAMEレコードの登録確認をおこないます。
設定する情報
テキストリンクのShow Alternative DCV Infomationを押下し設定情報を開きCNAME CSR Hashのタブを押下します。
※example.comのドメインはサンプルとしての固定値になります。
設定の際はexample.comを申請ドメイン名に置き換えたホスト名での設定になります。例:申請ドメインがsubdomain.fujissl.jpの場合ホスト名 _0123456789ABCDEF0123456789ABCDEF.fujissl.jp 設定タイプ CNAME 値 0123456789ABCDEF0123456789ABCDEF.0123456789ABCDEF0123456789ABCDEF.sectigo.com ※審査状況によっては以下のホスト名にも同じCNAMEレコードの登録が必要になる場合があります。
ホスト名 _0123456789ABCDEF0123456789ABCDEF.subdomain.fujissl.jp - HTTP CSR Hash
申請ドメインの公開ウェブサーバ上へHTTPのプロトコルでファイルの設置確認をおこないます。
設定する情報
テキストリンクのShow Alternative DCV Infomationを押下し設定情報を開きHTTP CSR Hashのタブを押下します。
※example.comのドメインはサンプルとしての固定値になります。
設定の際はexample.comを申請ドメイン名に置き換えたホスト名での設定になります。例:申請ドメインがsubdomain.fujissl.jpの場合アクセスURL http://subdomain.fujissl.jp/.well-known/pki-validation/0123456789ABCDEF0123456789ABCDEF.txt ファイル名 0123456789ABCDEF0123456789ABCDEF.txt ファイルの内容 0123456789ABCDEF0123456789ABCDEF0123456789ABCDEF0123456789ABCDEF sectigo.com
注意事項.1 uniqueValueの値がある場合、ファイル内容の三行目にこの値を入力します。
uniqueValue=abc123の場合のファイルの内容0123456789ABCDEF0123456789ABCDEF0123456789ABCDEF0123456789ABCDEF sectigo.com abc123
注意事項.2 申請ドメインの先頭がwww.の場合に限り、www.を省いたホスト名での確認になります。 - HTTPS CSR Hash
申請ドメインの公開ウェブサーバ上へHTTPSのプロトコルでファイルの設置確認をおこないます。
設定する情報
アクセスURLのプロトコルのみhttp:/~ではなくhttps://~に変更となる以外は全て、HTTP CSR Hashと同じ内容になります。